こけらおとし

今年のお遊戯会は新しくなったホール棟のこけら落としともなるイベントとなりましたが、みんなで一致団結して無事に大成功となりました。

お遊戯会は三部構成です。第一部は年中児さんによる合奏・合唱とお遊戯でした。合奏・合唱は進級して初めての取り組みでしたが息もピッタリ。お遊戯もアニメや特撮のキャラククターになりきり！

第二部はお遊戯会初参加となる年少児によるお遊戯。たくさんのお客さんの前でのステージデビュー。普段のお友だち同士での見せ合いっこで慣れていたのか、本番もみんな堂々としたものでした。

第三部は年長児さんによる劇とお遊戯。劇ではお友だちと役を分ちあい各自で見事にその役割を演じることができました。みんなで「どうすればより楽しくなるか」を話し合ったりして、そうした分業の大切さを知る貴重な機会ともなりました。

緊張しながらも舞台に立ち、最後までやりきる姿、お友だちが出ている場面を応援する姿、自分の役に誇りをもって表現する姿、、、、普段とは違う子ども達の色々な姿。

練習のときは恥ずかしくて声が小さかった子が、本番ではしっかりと前を向いて大きな声で歌っていたり。周りと息が合わずに悔しい思いをした子が、今日は見事にそろった動きを見せてくれたり。ステージはまさに「成長の瞬間」がつまった場所でした。

お遊戯会は“完成した作品”を披露する場ではなく、ここまでの過程で積み重ねてきた努力や協力、挑戦する気持ちや絆をみんなで確かめ合う機会です。
本番のステージ上で、子どもたちが見せてくれた笑顔・涙・集中したまなざし──すべてが、これからの日々の保育につながる大切な経験となります。

そして、当日のお支度や送り迎え、体調管理など、陰でサポートしてくださったご家庭の力があってこそのお遊戯会でもあります。大きな支えとご協力に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました！